キャンピングカーへの道(その5) キャンピングカーでHAPPY CAR LIFE

カルマンが納車になって最初のお休みの日、家族でどこかへ出かけようということになりました。
とりあえずはどこか川原にでも行って、デイキャンプくらいはできるだろうと、常磐道に乗って北へ向かいました。
ところが、その日はあいにくの雨。
時間とともにどんどん降りが激しくなってきます。
お昼から出かけたので、そう遠くへは行けないし、しかたがないので雨がやむまで高速のサービスエリアで休憩することにしました。
そのうち小降りになってくるだろうと思っていましたが、一向にその気配がありません。
結局夕方になるまで、雨は降り続いていました。

と、これだけだととてもつまらない思いをしたようですが、実はそうでもなかったんです。
SAに3時間くらい止まっていたのですが、子どもたちは本を読んだり、お菓子を食べたり、私はキャンピングカーの装備をいろいろ確かめたり、結構楽しめてしまったのでした。
何のためにキャンピングカーで出かけたのか、わかりませんでしたが、これはこれで楽しい一日でした。
キャンピングカーおそるべし!

その後、あちこち出かけましたが、1年も経たないうちにカルマンを手放さなければならないことになりました。
でも、カルマンに乗っていて、自分たちの理想のキャンピングカーが少し見えたのは収穫でした。
たとえば、今は当たり前になっていますが、バックモニターカメラなど、安全装備の充実。
大きな車で、後方の視界がほとんどなかったので、バックがこわかった。
これはあとで自分で取り付けました。

また、キャンピングカーといえども、車ですから移動のときの快適性。
止まっているときはいいのですが、80kmを超えるとうるさくて、前席と後席で会話ができない。
乗り心地は国産トラックベースよりはよかったですが。

冷房がエアコンではなく、クーラーで、おまけに助手席のひざの部分に風が当たるようについていたので、助手席に長い時間座っていられないなど、細かい欠点はありましたが、それでも十分楽しむことはできました。
短いお付き合いでしたが、結局カルマンはRVランドで委託販売してもらい、次の機会を待つことになりました。
別れるときは寂しかったなぁ・・・。(つづく・・・)

キャンピングカーでHAPPY CAR LIFE