HONDA フュージョン(MF02)

2021年6月12日


初期型のマジェスティに乗って以来、なぜか定期的に乗りたくなるスクーター、第3弾は、ホンダのフュージョンです。
前回マジェスティ C(SG03J)購入の際にも興味があったフュージョンですが、そのときは良い縁に巡り会えずマジェスティを購入しました。

今回は外観がちょっと残念な状態ということを聞いた上で購入しました。
確かに見た目は良くはないのですが、エンジンは好調で、エンジンオイル、ブレーキフルード、クーラントはきれいだし、ブレーキパッドもまだまだ、タイヤも結構新しく山もあるといった状態で、そこそこ整備されているようだったので、価格を考えれば十分すぎると思いました。


以前はちょっとやんちゃな仕様だったらしく、メッキパーツがふんだんに使われていたのですが、そのメッキがボロボロでした。
それをある程度はがして塗装しました。

カウル類も缶スプレーでマットブラックに塗ってあったのですが、気が向いたら塗装し直すのもよし、本当に長く乗ろうと思えば中華製の新品カウルが結構安く買えるので、全交換というのもありかもしれません。

フュージョンの特徴の一つであるリアのフットブレーキは、左手のハンドブレーキに変更されていました。
ただ、そのハンドブレーキをかけてもブレーキランプが点灯しない状態になっていて、原因究明にアンダーカウルまで分解を強いられました。
フュージョンはエンジン始動時、フットブレーキを踏まないとエンジンがかからないのですが、その配線とブレーキランプの配線の内1か所分岐してやらなければならないところを省略してあるようでした。
ちなみにハンドブレーキは初期の頃のマジェスティのものを流用しているようです。

その他細かいところを言い出せばキリがないですが、とりあえず乗れるので、不具合が出て来たら直す感じで行こうと思います。

もう一点、配線関係で、これは安全のための仕様ですが、サイドスタンドが出た状態ではエンジンがかからない、サイドスタンドを出した途端エンジンが止まってしまう、となっていたので、それをキャンセルしました。
暖気するために毎回センタースタンドをかけるのは大変です。
サイドスタンドをはらうのはクセになっているので大丈夫でしょう。

フュージョンに興味を持ったのは、いまだに人気があるようで、どうして同じスクーターの中でも人を惹きつけるのか、と思ったからです。
もちろん、外観からくる人気もあるのかもしれませんが、乗ってみてちょっとわかった気がします。
250ccあるので、回せばそれなりに走りますが、なんかそんなに急いで走る気がしないというか、ある時田舎道を景色を見ながらゆっくり走っていたら、横の景色がスローモーションのように後ろに平行移動する気がしたんです。
そんな感覚は今まであまり経験したことがないので、そんなところに魅力があるのかもしれないな、と思っています。


去年の今頃は、初スクーターのマジェスティに乗って、菜の花の中で写真を撮りましたが、今年も同じようなことをやっていますね。